米朝交渉、うまく進んでいるのか 7月12日協議は?

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米軍兵士遺骨協議

6月の米朝首脳会談以降、非核化交渉に目立った進展は見られず、むしろ決裂を危惧させる談話が北朝鮮から発せられている。交渉の進展具合は外側からではわからないが、今後、どうなるかを推測する目先の小さな指標が7月12日の米軍兵士遺骨協議だ。

7月6~7日にピョンヤンを訪れたポンペオ米国務長官は、朝鮮労働党の金英哲副委員長と非核化に向けて協議したが、7日に北朝鮮外務省は、この協議について「米国側の態度と立場は実に残念極まりない」と批判し、「米朝首脳会談の精神に反して、CVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)だ、申告だ、検証だ、などと一方的で強圧的な非核化要求だけを持ち出した」と非難する談話を発表した(毎日新聞)。

談話は長文(NHK全文)で、米側の姿勢を「一方的で強盗のような非核化要求だけを持ち出した」とテレビニュースでも強調された酷評ぶりだった。

翌8日、ポンペオ長官は、東京で、河野太郎外相、韓国の康京和外相と会って協議内容について説明した。

その後、ポンペオ長官は、3者共同会見で「はっきりと言うが、北は完全で検証可能、不可逆的な非核化(CVID)にコミットすると再度約束した」と説明。「かなり詳細に次のステップについて話し合った」と北朝鮮外務省談話と正反対の内容を語った(ロイター)。

その後の政治家や専門家らの反応を読むと、どちらの言葉を真実に近いと見るかは、人によって異なる。その中の誰かは当たっているのだろう。Kobaちゃんは前途多難と見るが、確信できるほどの自信があるわけではない。

ただ、ポンペオ長官は、上記会見で、朝鮮戦争で行方不明になった米兵の遺骨返還に向けた協議を7月中旬に開くことを確認したと述べている。

空の棺で数週間待たされる

「7月中旬」とは具体的には、ポンペオ長官が質問に対し、7月12日と答えたようだ。この米軍遺骨返還については、トランプ大統領が6月21日にミネソタ州の(支持者?)集会で、「すでに作業が始まっている」と宣言した。しかし、数週間経っても、国防総省のスタッフは、空の棺とともに遅れの説明もなく待たされているという(ウォールストリート・ジャーナル=最後の3段落の個所)。

ポンペオ長官の口八丁手八丁の発言なのか、とりあえず、7月12日に協議があるのかチェックしておきたい。

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