北海道地震で本ブログも危うかった さくらサーバー頑張った  

6日の北海道地震による停電の影響で、実は当ブログもダウンの危機にあったことを先ほど知った。

当ブログは、さくらインターネット(本社・大阪市)のサーバーを借りて運用しているが、その主力のデータセンターが北海道石狩市にあるそうだ。そういえば、北海道にあるというのは知識として知っていた。しかし、停電のニュースが氾濫しても(自分でも停電をテーマに書いたが)、データセンターとは結びつかなかった。

9日夜のNHK特番でも放映したが、見ていなかった(後述、この放送にさくらインターネットの社長が怒っている)。

それで、先ほどニュースサイトの過去ニュースをチェックしていたら、「北の大地でさくらが成し遂げた圧巻のミッションインポッシブル 約60時間を非常用電源設備で乗り切った石狩データセンターの奇跡」という記事が目に入ってきた。

石狩データセンターのある石狩市は、震源地の胆振地方中東部から70㌔ほど北西にあり、震度5弱の揺れだった。データセンターの設備そのものは無事だったらしい。

ところが、道全域が停電になった6日未明から、電力供給が再開された8日まで、約60時間を非常用電源設備で乗り切ったというのだ。

記事によると、同センターでは、48時間稼働する分の重油を備蓄していた。想定を超える長い停電時間だったが、重油をかき集めて、間に合わせたという。同社のサイトを遅まきながら見たら、8日11時15分に、「現在の(重油)残量で9月13日(木)の午前中頃までは稼働できる状況となりました。加えて明日以降も、さらなる給油を予定しております」とのお知らせがあった。

もし、データセンターがダウンしたら、「40万以上にも上るさくらのレンタルサーバのユーザー(Kobaちゃんもその一人)や、メルカリやマネーフォワードといったWebサービス事業者、官公庁や学術機関などのサービスも大きな影響を受けることになる」という。

札幌市営地下鉄がダウンしたことなどを考えると(電力規模が違うかもしれないので単純比較は無謀だが)、プロとしての仕事をやり遂げたと言えるだろう。

石狩市にデータセンターを置いたのは、膨大な熱を発生させるデータセンターは寒冷地が適しているのと、大地震に襲われる可能性が小さいからだ。

同社サイトには、「石狩地域は、今後30年間で震度6以上の地震が発生する確率が0.1〜3%と低く、津波についても、陸上での最高到達点4.7mという数値に対し建設地の地盤高は5.5m以上となっているため、リスクはほとんどないと言えます」と書かれている。

今回は、震度5弱だったから想定内で、建物の被害もなかったのだろう。48時間を超える長時間停電は想定外だったことになる。

「なぜ不安を煽る」

石狩データセンターについては、9日21時から、NHKスペシャルの震災特番で放送したそうだ。しかし、この放送に対して、インタビューを受けたさくらインターネットの田中邦裕社長は、怒っている。

「なんでNHKは、不安を煽るような報道をするんだ?
重油を給油しながら自家発電設備でしっかりと事業継続してて、そういう非常時の対応を紹介したいということで、忙しい中で協力したのに。おまけに、こちらから特に伝えていない顧客のアプリの画面とか引用したりして。信用した自分がバカだった」(togetter)。

危機を煽る、警鐘を鳴らす式の上から目線の作り方にはおさらばする時期でしょうね。

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