【今週(8日~)起きたこと①】北朝鮮、中ロ引き込み外交に成功

10月8日~14日 ※海外は現地時間 JST=日本標準時 14日まで出来事を順次追加、更新
8 (月) ポンペオ米国務長官が訪中、王毅外相と会談
ノーベル経済学賞発表 こちら
9 (火) IMFが世界経済見通し改定 2018年成長率3.7%に下方修正 こちら
10(水) ダウ831ドル下落、11日の日経平均は、915円18銭安 こちら
中朝ロ次官協議で、北朝鮮への制裁緩和を求める共同声明発表 こちら
11(木) 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(バリ島、12日まで)
福島県知事選告示(28日投開票)、豊洲市場開場
12(金) 日経平均は反発 103円80銭高 ダウも4日ぶり反発 287ドル16セント高
トルコ、軟禁中の米国人牧師・アンドリュー・ブランソン氏を釈放

[北朝鮮]

トランプ米大統領は9日、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談について、「(11月6日の)中間選挙後になる。今は離れることができない」との見通しを明らかにした(ロイター)。中間選挙に向けて成果をアピールしたいので選挙前にやりたかったはずだが断念。内容の薄い会談にするのはまずいとの理性的判断が働いたのか。

一方、北朝鮮は、中国、ロシアを後ろ盾に引き込む外交を成功させた。北朝鮮外務省のチェ・ソニ次官と中国の孔鉉佑外務次官、ロシアのモルグロフ外務次官はモスクワでの協議、10日に北朝鮮への制裁の緩和を求める共同声明を発表した。

ロシア外務省が発表した共同声明によると、3者は朝鮮半島の非核化については段階的に進めるとともに見返りとなる措置も同時に取られるべきだという考えで一致したとしている。そのうえで「北朝鮮の非核化に向けた重要な動きを考慮すれば、国連の安全保障理事会は北朝鮮に対する制裁の見直しを始めるべきだ」と、北朝鮮が非核化を進めていることを認めた内容となっている(NHK)。

ロシアは北朝鮮問題に対し、スキあらば北朝鮮に貸しを作りたいが基本的には高みの見物というスタンスだと思うが、ここへきて、中国の北朝鮮への友好度が高まっているようにみえる。米中対立の高まりと関係があるのだろうか。

[景気]

国際通貨基金(IMF)は9日に世界経済見通しを改定し、2018年の成長率予測を3.7%と7月時点から0.2ポイント下方修正した。トランプ米政権が仕掛ける貿易戦争がさらに激しくなれば世界景気は19年以降に最大0.8ポイント下振れすると警告した。世界経済見通しの下方修正は16年7月以来、約2年ぶりで、08年の金融危機後の景気拡大局面は転換点にある(日経新聞)。

[ノーベル経済学賞]

8日(月)。ノーベル経済学賞に米エール大のウィリアム・ノードハウス教授(77)と、米ニューヨーク大のポール・ローマー教授(62)が決まる。日本人候補者としてメディアに挙げられていた清滝信宏・米プリンストン大教授(長期不況の研究で名高い)は受賞を逸した。日本人が受賞していない分野は経済学だけだ。

ノードハウス教授は、環境政策が二酸化炭素の排出量に与える影響を分析するモデルなどを構築し、気候変動と経済成長の関係を研究。ローマー教授は、企業などでの技術革新が経済成長を促す「内生的成長理論」の確立に貢献した(朝日新聞)。

長くなりましたので、株価下落は別ページ

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