8月26日週の政経日程 秋の日程を少し先取り

8月26日週の政経日程

8月26日~
26(日) 香川県知事選投開票
29(水) 8月の月例経済報告
二階俊博自民党幹事長が訪中(~9月1日)
4~6月期の米GDP改定値
30(木) 東アジア地域包括的経済連携(RCEP)閣僚会合(シンガポール ~31日)
7月の米個人消費支出(PCE)物価指数
31(金) 7月の労働力調査(失業率)、7月の有効求人倍率
7月の鉱工業生産指数
2019年度予算概算要求の提出期限
中国製造業購買担当者景気指数(PMI)
(出所)時事通信、ジェトロ

26日の週は、ポンペオ米国務長官の訪朝が、トランプ大統領のツルのひと声で取り止めになったので、米国が何らかのリカバリーショットを繰り出すのだろうか。

先週24日に、中国人民銀行が、急速な人民元安を避けるために、通貨安定の手法を再導入したことが(MarketWatch)、効果てきめんで、午後2時過ぎから元高が急速に進んだ。27日(月)からもさらに元高が進むかどうか注目。

中国政府は、もともと資本流出を恐れているため、行き過ぎた元安は嫌っているのに加え、トランプ大統領が、中国は輸出を手助けするため元安に誘導し、貿易紛争を有利に進めようとしていると批判しており、それを否定する具体的な措置とも言える。

25日からの国連総会に狙いを定めて

少し先取りして、秋の国際政治の動きを概観すると、9月25日からニューヨークで始まる国連総会(~10月4日)が格好の舞台となりそうだ。

日本では、国連総会を控えた9月20日に、自民党総裁選が行われる。安倍氏続投で、ほぼ間違いなさそうなので、ここでは、それを前提に話を進める。

南北朝鮮は、国連総会を機に、朝鮮戦争の終結宣言を実現しようと熱心で(時事通信)、すでに9月中に文在寅韓国大統領が平壌を訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長と会談することが決まっている。会談は、12日~13日との見通しも出ているが、いずれにしても総会前に会談して、終結宣言に向け足並みをそろえてくるかもしれない。

北朝鮮をめぐっては、中国の習近平主席が9月9日に訪朝して、北朝鮮建国70周年式典に出席するとか(ロイター)、国連総会に金正恩委員長が出席するとか、総会の場を利用して、トランプー正恩会談が行われるといった観測が流れている(J-CASTニュース)。

ただ、ポンペオ国務長官の突然の訪朝中止が、各方面の日程を狂わせているかもしれない。

日米首脳会談も、総会の日程に合わせて開催される(朝日新聞)。麻生副総理、ペンス副大統領による日米経済対話も同じころに計画されている。

秋には、このほか、安倍首相の訪中が、「9月」、「10月」、「年末」と諸説流れている(Kobaちゃんの硬派ニュース)。

英国のEU離脱(ブレグジット)をめぐる英EU交渉も、10~11月に期限を迎える。EUとの協調を重視したメイ英首相がソフト離脱に舵を切ったことから強硬離脱派の閣僚が7月に辞任する政争に発展したが、「保守党内のメイ首相の立場が弱まり、一方で離脱方針が定まらないまま交渉期限が来てしまう=「交渉なし離脱」に突入するリスクが高まる」状況にある(ダイヤモンド・オンライン)。

11月5日には、イラン核合意を離脱した米国によるイラン制裁第2弾(原油と金融)が発動される。翌6日は、米中間選挙が行われる。トランプ大統領の外交政策は、中間選挙での勝利をもくろんで展開されてきたものが多かった。その結果は、今後も国際政治を左右しそうだ。

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