Windows7を捨て、遅いパソコンがUbuntuで高速化して蘇った①

動きが遅くなって1年近く放置していたWindows7パソコンが蘇った。動作が見違えるように高速化したのだ。Linux系の基本ソフト(OS=オペレーティングソフト)、Ubuntu(ウブントゥ)のお陰である。先週の日曜(9日)の夜のことで、使い始めたばかり。無線LANの設定が難しく、当面、有線LANを使うつもりだが、まあ満足の結果です。以下、体験記。ITにあまり詳しいわけではないので、正確さを欠くかもしれませんが、あしからず。ITに詳しい人には物足りず、CPUの性能なんかにあまり関心のない人には退屈な内容かと思います。

使っているパソコンは、AcerのAspire5750。15インチのノートパソコンだ。性能は、CPUがインテルのCore i5 2410M。Coreシリーズの第2世代で、いまや最新は第9世代だそうだから、かなり古い。電子手帳で購入日を調べたら、2011年9月23日。東日本大震災から半年ほど経った時。場所は秋葉原のヨドバシカメラだった。ちなみにCPUスコアは3166。第8世代のCore i5は7631だから、半分以下の性能(という表現でいいのだろうか)。

ここ1年ぐらい前からだろうか動きが遅くなったので、ディスクのクリーンアップをかけるが、途中で止まってしまう。あきらめて、 DELLのパソコン新たに買ったが、これはサクサク動く。しかし、サブマシンとして買ったパソコンが新品(AcerのAspire ES11)のくせに、我慢がならないほど動きが遅い。そこで思いついたのが、Ubuntuだ。ダメもとでAspire5750復活を試みたくなった。

ダウンロード先はここ。Linuxは無料で使える。世界中の有志のエンジニアたちがボランティアで作り上げたオープンソースのソフトだ。エンジニアたちに感謝!  なぜ、Ubuntuを思いついたかというと、2、3年前にWindowsXPパソコンにインストールを試みたことがあったからだ。その時は、失敗した。「物理メモリがどうたら」とかいう表示が出て、インストールが進まなくなってしまったので。

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USBメモリーでもOK

しかし、今回はほぼスムーズに進んだ。Versionは18.04。失敗したときは14だった。まず、DVDディスクに落とし込んでからインストールする手順なので、DVDドライブ内臓パソコンか外付けが必要。 USBメモリーでもOKのようで、「Ubuntu USB インストール」で検索するとやり方を書いたブログがたくさん出てくる。メモリーの容量は大きいほどいいだろうが、8GBあれば何とか大丈夫らしい(こちら)。そのUSBを持ち歩いて、どのパソコンでもUbuntuが使えるようにもできる。

インストール中に、Windows7の消去の諾否を訪ねてくるが、消去した。Ubuntuディスクを作ってから、インストールを済ませるまでに1時間ぐらいだったろうか。Windows7の消去に時間がかかるのではないかと覚悟していたが、意外とあっさり終わってしまった。

ワクワク、ドキドキしながら立ち上げて、使ってみると、これがウソのように速い。Windows7も、8年間使ったオリも取っ払い、広野のように広々と生まれ変わったハードディスクのせいだろうか。使っているうちにまた遅くなるかもしれないが。実際、遅くて困るというブログもたくさんある。


chromeもDropboxも使える

デフォルトで、ブラウザのFirefoxやワード、エクセルとほぼ互換性のあるLibreOffice Writer、Calcが入っている。トランプ、麻雀ゲームも。ワードは重たいのでほとんど使わず、もっぱらエディターズソフト(WZ-Editor)を使っているが、これは使用を断念。でも、テキストエディターも入っており、これで編集可能だ。

これはUbuntuのアプリケーション画面。Windowsと同じような操作をできるのも初心者にはうれしい。

ブラウザにChromeは入ってないけど、ご安心。Linux版があるからそれをダウンロードすればいい。もちろんブックマークも同期するから、すぐに他の端末と同様の使い方ができる。

DropboxもLinux版がある。これもほぼWindowsと同じように使える。仕事で、ブラウザのVivaldiを使うので、探したらこれもLinux版があった。

マイクロソフトのOneDriveも入れたいのだが、Linux版はなかった。Windowsを有料で売っている会社にとって無料のLinuxは天敵。敵に塩を送るわけはないか。

夕張市もUbuntuを使用

財政破綻した夕張市はUbuntuを使っているそうだ(Wikipedia)。Windowsは高いからだいぶ経費節減できるだろうが、OSにまで目をつけるなんて、再建に向けた夕張市の真剣さがうかがえる。

OneDriveは、コマンドを使ってインストールできるらしく、やってみたが、できなかった。Linuxとコマンドは切っても切れぬ関係らしい。無線LANの導入もコマンドの作業が必要で、見よう見まねで、やってみたが失敗した。次回は、その顛末を書きます。

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